カーテンの色の選び方~寒色偏~

お部屋の中で大きな割合を占めるカーテン。お部屋によっては壁や床といったベースカラーの次に面積を取るでしょう。だからこそカーテンの色の持つ役割りは重要です。色というのは見た目の好き嫌いなど感性で判断するもの以外に、視覚的な効果というものがあります。例えば有名な話で言うと、食べものを全て青いフィルターを通してみると、食欲が減るといったような話です。日々の時間を過ごすお部屋なので、カーテンの色はしっかり選びましょう。

そんな色の中、今回は特にカッコイイお部屋を作りたい人や、男性に人気な色である寒色系のカーテンについて、その効果やオススメの使い方を紹介したいと思います。

寒色系とは

寒色系とは、青の系統色を指します。また黒や白などの無彩色と呼ばれる色も、カーテンの色では寒色系に分類されることが多いです。また、暖色である黄色を混ぜて出来る緑や、赤と混ぜて出来る紫は本来中間色ですが、これらも寒色系と呼ぶことが多いです。冷たい印象、寒そうな印象を受けるのがこの寒色系となります。

青色のカーテン

青の色というのは、心を落ち着かせる効果がある色です。イギリスのグラスゴー市という場所では、オレンジ色の該当を青色に変えたところ、犯罪が激減したという事例もあるほど。青色というのは精神を沈着させる色なのです。また、そういった神経を落ち着かせることから、催眠効果があるといわれる青色。

オススメなのは、やはり寝室。落ち着いて眠れるインディゴブルーなどのカーテンは、寝室にピッタリです。ただし、寒色系は体感温度を下げると言われていますので、寒い部屋をより寒い印象にしてしまう恐れがあります。夏の時期に使うと涼しさを演出できるでしょう。

青色には食欲を減退させる効果があるので、オススメできないのはダイニングやキッチン。やはり食事に関する場所は、温かみのある暖色系がオススメです。

緑のカーテン

緑色は、寒色系の青と、暖色系の黄色の中間色。実際イエローの割合が多いと、それは暖色系と呼べます。

そんな緑色は、葉っぱや森などの植物のイメージがありますよね。植物があると心が穏やかになるといいますが、緑色も同様に「落ち着く」カラーです。緊張をほぐしてくれたり、神経を落ち着かせたり、ストレスを和らげたりしてくれます。

イエローの割合が強いとどうしても黄色の持つ「緊張・刺激」などが強くなってしまうので、青の割合が多い深緑はカーテンにもオススメ色です。

青同様に寝室などに使いましょう。ただし濃い緑は重たい印象があるので、リビングなどの空間では、白やベージュの生地にグリーンの植物模様が入っていたりするほうが似合いますね。使い勝手の良い色ですので、お好みで使いましょう。

紫のカーテン

日本では紫と言えば「高貴」な印象が強いですよね。日本だけでなく、エジプトなんかでもクレオパトラが愛でた色として有名です。

そんな紫色は寒色である青と、暖色である赤の中間色。赤の持つ興奮作用と、青の持つ鎮静作用が合わさった色ですので、様々な効果があります。想像力が増しインスピレーションが浮かぶ色であったり、不安を煽る色であったり、逆にヒーリング、治癒の効果もあるという様々な表情がある色なのです。

これはお部屋によって使い分けましょう。例えばちょうど中間あたりの紫色は想像力をかきたてたりインスピレーションを豊かにしますので、仕事部屋や書斎のカーテンにオススメ。青の割合が強い濃い紫は沈静。治癒などの効果があるので寝室に良いでしょう。赤が強い紫は赤の持つ興奮作用が強くなるので、小さな窓のカーテンや、アクセントで使うくらいに抑えておくことをオススメします。

白いカーテン

病院が白色な理由をご存知でしょうか?その理由の1つは清潔感がある色であること、そしてもう1つは時間が早く過ぎる色であることだそうです。ただし、無機質な印象を与える色ですので、寂しい、寒いという印象を与えることも。また本当に真っ白な色というのは長時間眺めていると目を疲れさせてしまいます。ただの真っ白いカーテンではなく、白をベースにして何か模様が入っていたりするものを選びましょう。

そんな白色は「部屋を広く見せる」ことに長けた色でもあります。狭いと感じている部屋、広く見せたいリビングなどは、白色をベースとしたカーテンにしてみると良いのではないでしょうか。このとき、柄はあまりビビッドな濃い色ではなく、あくまで白になじむベージュや薄い茶色などにすると、圧迫感が出ません。

黒いカーテン

男性のお部屋でよく見かけるのが黒いカーテンです。部屋の照明も落として、家具などもダーク系にすると、非常に落ち着いたシックな印象を与えます。ただし、白とは反対に圧迫感があるので、部屋を重く、狭く見せてしまうといったデメリットもあります。白同様に、真っ黒ではなく、ストライプなどの柄がはいった黒をチョイスすると、その重たさも少し軽減されますよ。

リビングなどに使うと少し重たい印象になってしまいますので、やはり寝室などにオススメします。最近では黒と白とグレーのシックでシンプル、無機質なお部屋というのをコーディネートされている方も多いですよね。ただ、長時間その色だけ見続けるとつかれてしまいますので、お部屋で過ごす時間が長い人にはあまりオススメしません。シックにまとめながら無機質な感じを緩和するのであれば、グレーを使わずにこげ茶を使ったり、ダークブランの木製家具にすることがオススメです。

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